おはようございます。FIREを目指す会社員・けーすけです。
今日は株主還元に力を入れている会社の特徴についてお話していこうと思います。
企業は事業で稼いだお金を配当金や自社株買いなどを通じて、株主に還元しています。
株主還元に力を入れている会社の特徴を知ることは、その企業を自分のマネーマシーンにして、FIREを達成したい人にとっては大事なことですので、最後まで読んでいただければと思います。
株主還元とは?
そもそも株式会社とは?
株式会社とは、株式を発行することで資金調達をし、そこで得たお金で事業を運営する会社のことです。
つまり多くの人から株と引き換えにお金をもらい、そのお金で事業活動をしているのです。
株主還元とは?
事業活動を通して、企業は利益を得ます。
その利益の一部を株主に還元することを、株主還元といいます。
株主還元:株主利益還元ともいい、会社が営業活動によって獲得した利益を株主に還元すること
株主還元の方法はいくつかあります。
①配当 ②自社株買い ③株式分割 ④株主優待
①配当金
配当とは、企業が利益の一部を投資家に分配することです。
例えば、オリックス【8591】は、一株当たりの配当金を76円としています。
オリックスの株を100株持っているだけで、7,600円を受け取ることが出来ます。
②自社株買い
自社株買いとは、企業が自社の株を買い戻し、市場での流通量を減らすことです。
市場に出回る株の量を減らすことで、市場にある株の価値が高まります。
つまり、自社株買いをすることは株価の上昇になるのです。
③株式分割
株式分割とは、株式を分割して発行する株式の流通量を増やすことです。
(例)
分割前の企業Aの
・株価を1,000円
・発行済株式数を10,000株
とします。
SさんはA企業の株を100株分、10万円分持っています。
A企業は1:2の株式分割を発表しました。(1つの株式を2つに分割するということです)
A企業の株を100株持っている人は、株式分割により、200株保有することになります。
株価は1/2の500円になります。
Sさんの保有額は、200株×500円=10万円と、分割前と変わりません。
しかし、最低購入金額が10万円→5万円に低下することでA企業への投資のハードルが下がります。
そのことで多くの投資家が企業Aの株を買いやすくなり(需要が増える)、分割後に株価が上がりやすくなります。
これにより、Sさんの保有額は上昇することになります。
④株主優待
株主優待とは、企業が株主に自社サービスの割引券や商品などを無料でプレゼントすることです。
オリックス【8591】の場合、100株を権利日に保有しておけば、カタログギフトがもらえます。

他にももっとお得な株主優待をしている会社もありますので、是非チェックしてみて下さい。
株主還元に力を入れている企業の特徴3つ
特徴①配当を連続増配している
増配はわかりやすい株主還元です。
日本では花王が30年連続増配をしています。
他にも、リコーリース・25年、SPK22年、小林製薬21年と毎年増配している企業はあります。
米国の場合は、S&P500に採用されている会社の中で、40社以上が30年連続で増配をし続けています。
特徴②定期的な自社株買いをする
定期的な自社株買いをするということは、安定した利益を確保しているということですので、株価も安定します。
特徴③総還元性向を重視している。
総還元性向とは、配当金と自社株買いの金額を合計し、当期純利益で割ったものです。
つまり、利益のどれだけの割合を株主に還元しているかを見る指標です。
まとめ
今日は株主還元に力を入れている会社の特徴についてお話してきました。
・①配当を連続増配している
・②定期的な自社株買いをする
・③総還元性向を重視している。
これらの特徴に注目して、皆さんのマネーマシーンを構築してみてください。
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