おはようございます!2035年にFIREを目指す会社員・けーすけです!
長期積立投資をしている個人投資家の皆さんが大好きな指数の一つがS&P500です。
S&P500に積立投資をしている方の中には、S&P500のPERの平均値や推移を調べたいと思ったことはありませんか?
実はS&P500指数のPERの平均値を調べることができるのです。
そこで今回は、S&P500のPER推移!過去のPERは?調べ方は?をテーマにお話ししていきます。
- S&P500のPERの推移を知りたい
- S&P500のPERの推移を調べたい
- PERを指標にして、買い時を見逃したくない
PERとは
PERとは、「Price Earnings Ratio」の略で、株価収益率のことです。
このPERは、その会社が稼ぎ出す利益と株価の関係を表している指標です。
投資家の多くは、株価が割安か割高かを測るのにこの指標を使っています。
投資家は、PERが低ければ低いほど、その会社が稼ぎ出す利益に対して株価は割安と判断します。
逆に、PERが高いと利益に対して株価は割高と判断します。
PERの計算方法
PERは「株価÷1株あたりの純利益」で求めることができます。
1株当たりの純利益はEPS(Earnings Per Share)と呼ばれ、「純利益÷発行済み株式数」で計算できます。
あるいは、「企業の時価総額÷純利益」でもPERを計算することが可能です。
例えば、株価が1万円で1株当たりの純利益が1,000円の場合は1万円÷1,000円=10(倍)となり、現在の株価は利益の10倍まで買われているということになります。
つまり、投資した資金を回収するには10年かかるということを表しているのです。
S&P500のPERの調べ方
PERの定義と、計算方法がわかったところで、S&P500のPERの調べ方を見ていきましょう。
調べ方はとても簡単で、multplというウェブサイトへアクセスするだけ。
アクセスすると、以下のようなS&P500のPERの推移と現在の数値を確認できます。

日付は年代毎になっており、一日あたりの細かい値動きは確認できません。
しかし、現在値と過去の推移が大体でも分かれば十分だと思います。
月毎で調べたい場合
「年別ではなく、もう少し細かく調べたい」と言う方には、月別で調べる方法もご紹介します。
先ほどのPERの平均値を表しているチャートの下側を見てください。

下側に”チャート”と”テーブル”の二つの選択肢がありますので、 ”テーブル” の方を選択します。
選択後は”年ごと”と”月ごと”の二つの選択肢が出てきます。
月毎のデータを見たい人は、 ”月ごと” を選択しましょう。
PERを調べるべき理由
前述の通り、PERは主に株価の割安度を調べる時に使われる指標の一つです。
基本的に投資では、安く買って高く売ることで利益を出します。
そのためPERを調べることは、安く買う際の一つの判断材料になります。
これがPERを調べるべき理由です。
以下のグラフをご覧ください。

このグラフは、米国株式のバリュエーションとリターンの関係を見ています。
横軸は、過去の各時点のS&P 500の予想株価収益率(PER、利益は12ヵ月先)を示しています。
縦軸は、各時点から5年間S&P 500に投資した場合の年率リターンを示しています。
このグラフを見てわかること
・予想PERが高い時、年率リターンは相対的に低くなる
・予想PERが低い時、年率リターンは相対的に良好。
・【赤色】で示した2021年9月末時点の予想PERは20.7倍、割高な水準に位置している。
PERが低いときにまとまって投資をすれば、S&P500での期待リターンが高くなることがわかりましたね。
まとめ
今回は、S&P500のPER推移!過去のPERは?調べ方は?をテーマにお話ししていきました。
- PERとは、株価収益率のことで、その会社が稼ぎ出す利益と株価の関係を表している指標
- S&P500のPERはmultplというサイトで調べられる
- PERを調べることは、安く買う際の一つの判断材料になる
- 予想PERと年率リターンは概ね逆相関の関係にある
PERは万能な指数ではありません。
しかし、買い増しを判断する上では、一つの判断材料になります。
今はS&P500のPERは割高感がありますが、いつか来る暴落時には割安感を示す数値になると思います。
そのチャンスを逃さぬよう、定期的にチェックしていきたいですね。
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