おはようございます!2035年にFIREを目指す会社員・けーすけです!
最近はこれまで投資に興味がなかった人も、S&P500などに連動したインデックスファンドで長期積立投資を始めている方が増えました。
このブログの読者さんの中にも、つみたてNISAや iDeCoを活用して、S&P500に投資している方がいると思います。
S&P500を含む米国株の魅力といえば、GAFAMの5銘柄をポートフォリオに組み込んでいることです。
これまでのS&P500の右肩上がりのチャートは、このGAFAMのおかげと言っても過言ではありません。
では、GAFAM以外の「S&P495」のパフォーマンスはどうなるのでしょうか?
今回は、S&P495のリターンは?S&P500からGAFAMを抜いた過去のリターンはいくら?をテーマにお話ししていこうと思います。
- S&P500で積立投資をしている
- S&P500に投資をしようか悩んでいる
- S&P495のリターンが気になる
S&P500とGAFAM
S&P500とは、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが公表している米国の代表的な株価指数の1つです。
ニューヨーク証券取引所、NASDAQ等に上場している企業から、代表的な500銘柄を時価総額で加重平均し、指数化しています。
そのため、S&P500に連動するファンドに投資すれば、アメリカの主要企業500社へ投資しているのと同じ効果が期待できます。
そしてそのS&P500のポートフォリオのうち、大部分を占めるのが「GAFAM」と呼ばれる巨大IT企業です。
GAFAMとは、米国株時価総額ランキングトップ5の「グーグル(アルファベット)」「アップル」「フェイスブック」「アマゾン」「マイクロソフト」の総称。
S&P500のうち、23%をこのGAFAMが占めており、これらの株価がS&P500に与える影響はとても大きいといえます。

S&P495とGAFAMのリターン
それでは、このGAFAMを抜いたS&P495のパフォーマンスはどうなっているのでしょうか。
S&P500指数を「GAFAM」と「S&P495」に切り分け、日本のTOPIXを追加して比較してみます。

青色の線がGAFAMで、赤色の線がS&P495、黒色がTOPIXです。
このチャートをみてわかる通り、TOPIXとS&P495は過去10年でほとんどパフォーマンスが変わっていません。
一方で「GAFAM」は、この10年で10倍近くに株価を伸ばしています。
S&P495のチャートをみれば、これまでのS&P500の成長の大部分は「GAFAM」というハイパーグロース株のパフォーマンスによってもたらされたということがわかりますね。
この状況からすると、S&P500に投資をするよりも、GAFAMにのみ投資しておいた方が効率良いと言う人もいるでしょう。
GAFAMのリターンが高くても、分散投資はすべき
しかし、先ほどのチャート見たとしても僕はGAFAMにのみ投資すべきだとは思いません。
GAFAMは今はイケイケで伸びています。
しかし、数十年後も同じ状況とは言えません。
過去に主要企業と言われてダウ30種に選定されていたような企業でも、ずっとダウ30種に残っている銘柄は1つもありません。
今トップと言われていても将来はトップではない可能性もあります。
こういった将来の不安を回避するために、GAFAMだけでなく、S&P500全体に投資をしておくべきだと思います。
過去の情報だけで投資を方針を決めるのではなく、分散投資をして安全に資産運用を行うことが大事です。
まとめ
今回は、S&P495のリターンは?S&P500からGAFAMを抜いた過去のリターンはいくら?をテーマにお話ししてきました。
- S&P495とは、S&P500からGAFAMを抜いたもの
- S&P500のうち、23%をこのGAFAMが占めている
- GAFAMは、この10年で10倍近くに伸ばしているが、S&P495はTOPIXとほぼ変わらない
現在はGAFAMという巨大なIT企業が米国株全体のパフォーマンスを上げています。
しかし、未来はどうなるかは誰にもわかりません。
他の企業がGAFAMを淘汰する可能性もありますし、GAFAMの時代が続くことも考えられます。
ですから、どの企業が成長したとしてもその恩恵を受けられるように、これからもS&P500を愚直に積み立てていきたいと思います!
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