おはようございます!15年後にFIREを目指す会社員・けーすけです!
皆さんは、NISAやつみたてNISAなどの、非課税制度を活用して、FIREのためや老後のために資産形成をしていると思います。
我が家も、つみたてNISAを活用して、コツコツ投資信託を購入しています。
そんな資産形成におすすめの税制優遇制度「NISA(少額投資非課税制度)」が見直され、2024年から新NISA制度がスタートします。
何がどのように変わるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「新NISAについて解説!現行制度から何が変わるの?」をテーマにお話ししていこうと思います。
この記事を読むことで、
・現行制度との違いがわかる ・新NISAについてわかる
現行制度のおさらい
NISAは、毎年一定金額の範囲内で購入したこれらの金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
2014年に「一般NISA(正式名称は、NISA)」、2016年に「ジュニアNISA」、そして2018年に「つみたてNISA」がスタートしました。
3つの制度のうち、日本に住む20歳以上の方が利用できる制度は、一般NISAとつみたてNISAです。
一般NISAとつみたてNISAでは、非課税で投資できる金額や投資対象などが異なります。
これ2つの制度は併用できないため、どちらか1つを選ばなくてはなりません(年単位で変更することは可能)。
一般NISA・つみたてNISAの主な違い【現行の制度】
主な違いは、投資額・非課税期間・対象商品・投資方法に違いがあります。

現行のつみたてNISA
つみたてNISAも一般NISAも、どちらも日本に住む20歳以上の方なら誰でも利用可能。
年齢の上限はありません。
また、投資で得られた利益(運用益)が非課税になる点も同じです。
通常、投資の運用益には20.315%の税金がかかりますが、これがゼロになります。
その他、つみたてNISAも一般NISAも、預けた資産をいつでも引き出すことができます。
引き出しても、非課税で投資できる金額(非課税投資枠)が復活しない点も同じ。
しかし、違う点もありますので、それぞれの特徴を見ていきましょう。
現行のつみたてNISA
つみたてNISAは、積立投資専用のNISAです。
そこで、「定期的に継続して投資信託などを購入」する必要があります。
購入の頻度は月1回が多いのですが、金融機関によっては「毎日」「毎週」「隔月」「年2回」などと選ぶことができます。
つみたてNISAで非課税となる投資金額の上限は、年間40万円まで。
年間40万円はひと月にならすと3万3,333円ですが、投資額としては少ないと感じる人もいるかもしれません。
しかし、つみたてNISAの非課税期間は20年。
例えば、2021年〜41年の20年間、つみたてNISAを続けるとすると、800万円(制度改正後は2018
年から始めていた方は、2018年〜42年の25年間で1,000万円)が非課税で投資できることになります。
また、年の途中からはじめても、「ボーナス月設定」「増額設定」を利用して臨時に投資金額を増やせば、年間の非課税投資枠を使い切ることができます。
つみたてNISAで投資できるのは、金融庁が定める条件を満たした投資信託・ETF(上場投資信託)のみです。
具体的には「信託期間(投資信託の運用が行われる期間)が20年以上」「分配金の支払い頻度が毎月ではないもの」「手数料が低水準のもの」など、長期安定投資に向いた投資信託・ETFが選ばれています。
僕のおすすめの投資信託は以下の記事で解説しています。
現行の一般NISA
次に、「一般NISA」の特徴を見てみましょう。
一般NISAで非課税となる投資金額の上限は年間120万円まで、非課税期間は5年です。
つまり、最大非課税金額は、120万円×5年で600万円。
一般NISAでは、国内外の株式・ETF・REIT(不動産投資信託)・投資信託の購入が可能です。
つみたてNISAと比べると、投資先の選択肢がかなり広がります。
また、いつ購入するかも自由。
タイミングを見計らって、一気に購入することもできますし、つみたてNISAのように、毎月、一定金額分をコツコツ積立購入をすることもできます。
新NISA制度とは?
新NISAへの変化点
赤字が主な変更点です。

期間が5年間延長される
現行の一般NISAで投資できる期間は2023年までとなっていますが、2024年から5年間延長され2028年までとなります。
2階建てになり、年間の投資上限金額が変わる
2024年以降の「新NISA」の投資方法は、その構造から「2階建て」と呼ばれています。
・1階部分
「安定投資」を行なう商品で年間20万円まで5年間非課税で投資ができます。
この1階部分で運用できる投資商品は、基本的につみたてNISAと同じ投資商品です。
より多くの人に積立・分散投資を通じて、安定的な資産形成をしてほしいという、国の願いが制度に反映されています。
・2階部分
原則NISAと同じ商品で年間102万円まで5年間非課税で投資ができます。
2階部分では、これまで同様、上場株式や投資信託へ投資できます。
・年間上限額
「新NISA」で投資できる金額は1階、2階を合わせると、年間122万円になりました。
現状の一般NISAの投資額は年間120万円までなので、一般NISAよりも年間2万円、5年間で10万円多く投資できます。
つみたてNISA
つみたてNISAではあまり大きな変化点はありません。
制度そのものが5年延長されたことくらいですかね。
でも、つみたてNISAをしている我が家にとっては朗報でした。
ジュニアNISA
ジュニアNISAは2023年末をもって終了となります。
ジュニアNISAは制度が終了することになりましたが、これにより使い勝手の良い制度になりました。
詳しくは以下の記事で解説しています。
どんな人におすすめ?
新NISAがおすすめな人
新NISAはこんな方におすすめです。
・毎月3万円以上投資できる人 ・まとまった金額を投資できる人 ・既に一般NISAを利用していて、利益をあげている人 ・上場株式の投資をしたい人
新NISAがおすすめなのは、投資資金に余裕のある人です。
つみたてNISAは年間40万円ですが、
現在、既にまとまった資金があり、これから投資をスタートする人は、一般NISAの口座を開設し、2024年に新NISAに移行するのがおすすめです。
つみたてNISAがおすすめな人
・投資できる金額が少ない人 ・長期間、投資をし続けたい人
つみたてNISAの最大のメリットは、20年間非課税で運用できることです。
インデックス投資では、20年間以上運用した場合、リターンがマイナスになる可能性0という研究結果もあります。
確実に非課税にしたい方は、つみたてNISAを活用することをおすすめします。
まとめ
今回は、「新NISAについて解説!現行制度から何が変わるの?」をテーマにお話ししてきました。
- 期間が5年間延長される
- 新NISAでは2階建てになり、1階部分では、つみたてNISAと同じ投資商品を、2階部分では、現行と同じ投資商品を運用できる。
- 「新NISA」で投資できる金額は1階、2階を合わせると、年間122万円に
- つみたてNISAとジュニアNISAはほぼ変わらない
2024年から大幅にリニューアルする予定のNISA。
FIREを達成するために、老後の安定した生活のために、僕たち個人投資家が安心して資産形成をできる環境が整っています。
僕もこれからもコツコツ投資信託を購入し、FIREにむけて突っ走ります!!!
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つみたてNISAの解説です。
つみたてNISAでよくある失敗例も解説しています。
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