「楽しかった学生生活が終わっちゃった。」
「これから定年退職まで40年以上も働くの嫌だな〜」
と思っている新卒サラリーマンの方は多いと思います。
新年度が始まり、新たに社会人となった人にとっては、今までの20年近く過ごした子供・学生時代の倍以上の年数をサラリーマンとして過ごすことになります。
しかし、最近では若くからFIRE/サイドFIREに向けて頑張っている方が増えています。
そんな中、じゃあFIRE/サイドFIREするには何をすれば良いの?という疑問も出てくると思います。
そこで今回は新卒サラリーマンがFIRE/サイドFIREに向けてやるべきことを7つご紹介していきたいと思います。
この記事を読むことで、
・新卒サラリーマンがやるべきことがわかる ・若いころから資産運用をするメリットがわかる ・いつFIRE/サイドFIREできるのかがわかる
新卒サラリーマンでなくても、参考になる内容ですので、ご一読下さい。
FIRE/サイドFIREとは
FIREとサイドFIREは似ていますが、ちょっと違うので、それぞれ簡単に解説します。
FIRE
FIREは、「雇われて仕事をすることによってもたらされる収入に頼ることなく、投資の収益などの不労所得によって、生活を維持したい」というライフプランや概念のこと。
「Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)」の頭文字。
働くことに依存せず、自由気ままに生活できる状態です。
サイドFIRE
サイドFIREは、生活費の半分を労働所得で、もう半分を不労所得で賄い、生活するという新しい生き方です。
株式や債券の配当金・分配金、不動産の家賃収入などで、不労所得を得ながら、少しだけ労働してお金を稼ぎます。
自分で労働する時間・場所・内容を決められるので、ストレスが少なく生きていくことが出来ます。
共通して言えることは、資産が十分にあるので、自由に働ける、もしくは働かなくても良い状態であるということです。
新卒サラリーマンがやるべきこと7選
次に、これらのFIRE/サイドFIREの状態になるため、新卒サラリーマンや若いサラリーマンはどんなことをしなければならないのかを説明していきます。
若いうちからやっておくべきことは7つあります。
●証券口座を開設する ●FIRE/サイドFIREする時期、目標資産額を決める ●毎月の積立額を計算する ●積み立て投資を開始する ●資産運用について勉強する ●副業などで収入を増やす ●節約する
この7つです。順番に見ていきましょう。
●証券口座を開設する
FIRE/サイドFIREを達成するには、資産運用をすることが必要です。
資産運用をするには証券口座が必要です。
証券口座の開設には時間がかかりますので、最初にやっておきましょう。
おすすめの証券口座は
SBI証券 楽天証券 マネックス証券
のどれかがおすすめです。
銀行の窓口や、大手の証券会社では無く、ネット証券にしましょう。
この3証券は手数料も安く、サイトも使いやすいので、どれを選んでもOKです。
我が家は、
僕:SBI証券、楽天証券 妻:SBI証券 息子:楽天証券
で運用しています。
マネックス証券は口座は開設してますが、主に米国株の情報を見る時に使っています。
米国株の情報を見るなら、マネックス証券が一番使いやすいです。(米国株を実際に運用しているのはSBI証券です)
それぞれの証券会社のリンクはこちらに貼っておきます。(記事の下部にも貼っておきます)
楽天証券
SBI証券
マネックス証券

●FIRE/サイドFIREする時期・目標資産額を決める
次に、目標を決めます。
FIRE/サイドFIREをいつまでに達成するのか?いくらの資産を貯めるのか?
例えば僕の目標は、43歳までに1億円の資産を持ってFIREすることです。
リタイア後、毎年どの程度の生活水準にするか? いくら必要か? そのためにはいくら貯めなければならないか?
このような流れでそれぞれを具体的にイメージしてみてください。
●毎月の積立額を計算する
FIREを達成する時期・目標資産額を決めたら、次にすることは、毎月の積立額を計算しましょう。
例えば、25年後に5,000万円貯めようと思ったら、年利4%で計算した場合、毎月約9.7万円の積立額が必要です。
この年利4%は後ほど紹介する、全世界株式を投資対象とした投資信託であれば、十分実現可能な利回りです。
実際に必要な積立額を計算するには、モーニングスター社の金融電卓がおすすめです。
リンクはこちら。
●積み立て投資を開始する
そろそろ証券口座も開設できている頃なので、早速積み立て投資を開始しましょう!
「え、まだなんも知識無いんだけど。。。」と思った方!
とりあえず、全世界株式投資orS&P500に連動する以下の投資信託の積み立てを開始してからでも遅くはありません!
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
どれだけ勉強したとしても、結局これらの投資信託を買うことになるので、勉強する前から始めちゃいましょう。
全世界の成長に賭けたい方は
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
アメリカの成長に賭けたい方は
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
SBI-SBI・バンガード・S&P500インデックス・ファンド
S&P500の投資信託をどちらにするかを迷う方は、以下の記事で説明しています。
これらの積み立て設定をしたら、あとはずっと積み立て購入し、FIREまで保有してればOKです。
●資産運用について勉強する
積み立てスタートしたら、ここからは実際に勉強していきましょう。
僕が勉強した方法は、
・本を読む ・YouTubeを見る
です。
おすすめの本は以下の記事で紹介してます。
特におすすめなのは、『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』です。
貯蓄×投資×簡素なライフスタイルで、お金よりも貴重な「自由」を手に入れたい方におすすめです。
こういった投資に関する本には、
長期で
分散して
毎月コツコツ積み立て購入
と書いてあります。
この段階にいる方は、既に前章の「積み立て投資を開始する」で実行してます。
あとは、勉強して暴落がきても持ち続けられるメンタルを作るために、勉強をしましょう。
●副業などで収入を増やす
すでに目標を決め、それに必要な積み立てはスタートしています。
しかし、その目標よりも早く達成したいなら、副業で収入を増やし、投資額を増やしましょう。
先程挙げた例では、25年後に5,000万円貯めようと思ったら、年利4%で計算した場合、毎月約9.7万円の積立額が必要でした。
しかし、副業で5万円稼ぎ、その分積立額を増やせば、19年後に5,000万円を貯めることが出来ます。
ブログ 個別株投資 プログラミング FX 動画作成などなど。
副業で5万円稼ぐのは大変ですが、長い目で見れば達成可能な額だと思います。
●節約する
最後のやるべきことは、「節約する」です。
社会人になったら、毎月ある程度まとまったお金が入ってるので、散財しがちです。
また、ボーナス月にはブランド物を買ってしまいます。
昔の僕もそうでした(笑)
毎週焼肉行って、タバコぱかぱか吸って、コーヒー買いまくるみたいな(笑)
ボーナス入ったら、ボッテガの財布、カバンなどなど買いまくってました(笑)
しかし、FIREを達成するには、それらを止める必要があります。
ブランド物は羨ましいですが、機能性は普通の物と代わりません。
ぶっちゃけ、一般人がブランド物を持ってても、周りの人は見ちゃいません(泣)
それなら自分の生活を豊かにしてくれる資産を買いましょう。
そのために、節約をするのです。
出かける時は水筒にお茶を入れてく。 外食は控える。 タバコをやめる。 格安SIMにする。
これらをするだけで、副業をしなくても5万円多く積み立て出来ちゃいそうですね。
僕のFIRE達成時期は43歳
これまでやるべきことを説明してきましたが、僕は既に全てを完了させ、あとはこれらを継続し、副業を頑張っていくだけです。
今の見通しでは、43歳。つまり15年後にFIRE達成可能です。
その根拠は、キャッシュフロー表にあります。
自分でキャッシュフロー表を作り、その結果、15年後にFIRE出来そうだと思っています。
キャッシュフロー表については、以下の記事で紹介しています。
15年間継続することは、大変です。
しかし、自由を勝ち取るために頑張っていきたいと思っています!
※僕の場合は、趣味が節約なので、あまり苦では無い(笑)
まとめ
今日は、「新卒サラリーマンがFIREに向けてやるべきこと7選!」をご紹介しました。
- 証券口座を開設する
- FIRE/サイドFIREする時期、目標資産額を決める
- 毎月の積立額を計算する
- 積み立て投資を開始する
- 資産運用について勉強する
- 副業などで収入を増やす
- 節約する
やるべきことは多いですが、一つ一つコツコツとやることで、FIREに少しずつ近づくことが出来ます。
若い人たちが一番持っている資産は「時間」です。
その「時間」を有効活用して、将来の自由を勝ち取りましょう!
Road to FIRE!!!!!
おすすめしている証券会社の口座開設はこちらから。
楽天証券
SBI証券
マネックス証券

モーニングスター社の金融電卓
リンクはこちら。
S&P500の投資信託をどちらにするかを迷う方は、以下の記事で説明しています。
おすすめの本は以下の記事で紹介してます。
キャッシュフロー表については、以下の記事で紹介しています。
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