こんにちは!FIREを目指す会社員・けーすけです。
皆さん、「限界効用逓減の法則」という経済学用語をご存じでしょうか?
節約の敵である「限界効用逓減の法則」。
今日はこの法則が、なぜ節約の敵であるのかを、解説していこうと思います。
限界効用逓減の法則とは
「限界効用」とは、消費財1つの満足度(=効用)を表していて、消費財が増えるごとに消費財1つで得られる満足度は減っていく、ということです。
つまり、限界効用逓減の法則とは、最初の1つ目がめちゃくちゃ良く見えても、次の2つ目、3つ目は最初の1つ目よりもよく見えなくなるということです。
例えば、それがどんなことなのか、実施の生活に例えて、説明していきましょう。
具体例
1杯目のビールが一番美味い
仕事帰りの1杯目のビールはとても美味しいです。
しかし、2杯目、3杯目を飲んでいるうちに、
その満足度はどんどん減っていきませんか?
より良い家に住むために頑張って、引っ越したけど、それが普通になって、それ以下の所に住めない
もっと良いところに住みたい!と仕事を頑張って、今より家賃が5万円高いところに住んだけど、もっと良いところに住みたくなった。
ってか今よりも悪いところには二度と住みたくない。
皆さんもこんな経験があるのではないでしょうか?
このように、人間は一つのことに対する満足度はどんどん減っていき、よりよい満足度を求める傾向にあります。
しかし、節約をする上では、この限界効用逓減の法則は宿敵です。
一度生活レベルを上げてしまうと、生活レベルは落としにくいものです。
・小遣いを下げられるのは嫌だ
・今までは叙々苑に行ってたのに、普通の焼き肉屋に行くのは嫌だ
・ヴィトンのカバン使ってたのに、ユニクロのカバンなんて使えない。
このように、よい環境を体験してしまうと、それ以下の環境には行きたくないと考えてしまいます。
では、その満足度を下げないために、どうすればいいのか?
満足度を下げない方法
生活レベルを上げない
一度上げてしまうと下げられないのであれば、上げなければいいだけの話です。
・今の家賃をキープ
・小遣いはキープ
生活レベルを上げる=お金がそれ以上にかかる
ことになります。
自分が満足するものにだけお金をかける。
何でも間でも我慢していては、節約は長続きしません。
大事なことは、支出にメリハリをつけて、必要なところにはお金を使い、不必要なところは削る。
これを意識すれば、満足度を下げることなく、生活レベルを相対的に上げることができます。
まとめ
今日は、限界効用逓減の法則についてご説明しました。
・消費財1つの満足度(=効用)を表していて、消費財が増えるごとに消費財1つで得られる満足度は減っていく
・人間は一つのことに対する満足度はどんどん減っていき、よりよい満足度を求める傾向にある。
・よい環境を体験してしまうと、それ以下の環境には行きたくないと考えてしまいます
・満足度を下げないために、支出にメリハリをつける。
自分の満足するレベルを把握し、出来るだけ生活レベルを上げないようにしましょう!
Road to FIRE!!!!!
ランキングに参加しています。
応援よろしくおねがいします!
↓↓↓
節約意識を高めるために、貯蓄率を意識しましょう。
コメント