おはようございます!15年後にFIREを目指す会社員・けーすけです!
僕の読者の中には、つみたてNISAや一般NISAで投資信託を購入し、長期投資をしている方が多いと思います。
僕も15年後のFIREに向けて、毎月コツコツ投資信託を購入しています。
長期投資において大事なことは
・分散する ・手数料を安く抑える ・暴落時もコツコツ買う・手数料を安く抑える
です。
投資信託には様々な手数料があります。
●購入時に支払う「買付手数料」 ●投資信託を保有している間に支払う「管理費用(信託報酬含む)」
これらは皆さんも馴染みがあると思います。
しかし、投資信託には「隠れコスト」と呼ばれる手数料があります。
証券会社のサイトでは、「隠れコスト」は分かりやすい場所には記載されていません。
今回は、「投資信託の隠れコスト!信託報酬だけじゃない!」をテーマにお話ししていきます。
この記事を読むことで、
・どんな手数料があるのかがわかる ・投資信託の手数料の確認方法がわかる
投資信託の隠れコスト
結論から言うと、投資信託の隠れコストは『運用報告書』に記載されている、【売買委託手数料、有価証券取引税、その他の費用】というコストがあります。
隠れコスト
売買委託手数料
投資信託会社が投資信託運用において株式や債券などの有価証券を売買する場合には、売買の注文を証券会社に出し、証券会社がそれを実行します。
この際に、投資信託会社から証券会社へ支払われる手数料のことを「売買委託手数料」といいます。
売買委託手数料は、各投資信託がその資産で負担します。
ですから、ファンドが組み入れる有価証券の入れ替えが増えるほど、売買委託手数料の負担が大きくなってしまいます。
有価証券取引税
この税金は、平成11年3月31日をもって廃止されました。
ですから、気にしなくてよいでしょう。
その他の費用
この「その他の費用」には、次の費用があります。
①管理事務に関連する費用 ②有価証券届出書、有価証券報告書、半期報告書、臨時報告書、目論見書、投資信託約款、運用報告書などの書類の作成、印刷、交付、提出、届出に係る費用 ③監査費用や法律顧問・税務顧問に支払う費用や報酬
これらの費用も、信託報酬などの費用と同様に投資家が負担します。
ファンドを購入する前に、その他の諸費用を含めた費用の額や純資産総額に対する割合を、同じ種類の投資信託と比較してみることも大切です。
隠れコストの確認方法
前述の通り、投資信託の隠れコストは『運用報告書』に記載されています。
ここで、楽天-楽天・全米株式インデックス・ファンドを例に、実際の運用報告書を見てみましょう。
運用報告書

「運用報告書」とは、一定の期間中にファンドマネジャーが投資家から集めたお金をどのように運用してきたか、どれだけの利益が出たのか、どれだけの費用がかかったのか、今後どのように運用していくかをお知らせする書面です。
隠れコストの明細
この運用報告書の2ページ目を見ると、「1万口当たりの費用明細」という項目があります。

この表は、一万口当たりの費用明細を示しています。
上から
信託報酬:0.132% 売買委託手数料:0.020% 有価証券取引税:0.000% その他費用:0.027%
売買委託手数料、有価証券取引税、その他の費用を合わせた隠れコストは、0.047%となっています。
信託報酬とこの隠れコストを合わせた手数料は、0.179%。
これを実質コストと言います。
投資信託を選ぶ際には、信託報酬だけを見がちですが、隠れコストも確認し、実質コストで購入するか否かを判断した方が良いですね。
また、この隠れコストは毎年変わりますから、運用報告書が出る度に確認するようにしましょう。
まとめ
今日は、「投資信託の隠れコスト!信託報酬だけじゃない!」をテーマにお話ししてきました。
- 隠れコストには、【売買委託手数料、有価証券取引税、その他の費用】
- 信託報酬とこの隠れコストを合わせた手数料を実質コストという
- 投資信託を購入する際は、実質コストで購入するか否かを判断した方が良い
投資の手数料はできるだけ少ないものを選びたいです。
しかし、証券会社のサイトなどには一部の手数料しか記載されていないことが多いので見落としがち。
実際には隠れコストと呼ばれる手数料もあるので、投資信託を比較する際には、しっかり確認するようにしましょう。
実質コストを抑えて、資産運用をより効率良く行なっていきましょう!!
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投資信託についての解説はこちら。
隠れコスト以外にも、セミリタイアを目指す上で、必要な知識はあります。
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