おはようございます。FIREを目指す会社員・けーすけです。
こんなご質問を頂きました。
いつも楽しくブログを拝読しています。
家族3人(夫婦+娘3歳)で賃貸マンションに暮らしている、サラリーマンです。
けーすけさんのブログを読んでいる内に私も投資を始めてみました。
現在は資産が1,400万円ほどあり、ほぼ全てを現金で保有しています。
現金の価値は今後どんどん低くなっていくと思います。
この1,400万円もハイパーインフレになれば、紙くずになってしまいます。
投資信託を買おうと思っていますが、全ての現金を投資に回すのは、リスクが大きすぎて怖いです。
もしけーすけさんであれば、どれくらいの現金を残して、投資に資金を回しますか?
お忙しいところ恐縮ですが、ご回答をお願い致します。
ご質問ありがとうございます。
資産の現金比率をどれだけにすればいいのかという悩みをお持ちのようですので、今回は以下の流れで回答していきたいと思います。
資産の現金比率をどれだけにすればいいのか
結論から申し上げますと、人ぞれぞれ最適な現金比率は異なるです。
独身なのか、家族がいるのか、どんな会社に勤めているのか、といったように、人それぞれ立場や状況が異なりますので、一概に現金比率は40%がいい!とは言えません。
しかし、誰にでも共通して取り入れたほうがいい考え方をご紹介します。
それは生活防衛資金という考え方です。
例えば、
・自宅が火事になった
・車が壊れた
・会社をクビになった
・ケガをして働けなくなった
とか、人生では急に収入が減ったり、支出が増えたりします。
そんな時に頼りになるのが、この生活防衛資金です。
生活防衛資金とは、不測の事態が起こったとき、臨時支出が必要になったときに備えておくためのお金です。
このお金があれば、もし自分・家族の身に何か不測の事態があった時に、金銭面では対処することが出来ます。
パターン別最適な生活防衛資金

では、生活防衛資金として、どのくらい必要なのでしょうか?貯めておきたい金額は家族構成やライフステージによって変わってきます。
独身の場合
生活防衛資金・・・生活費の3か月分
転職したり、引っ越しをしたりする場合でも、生活費の3か月分くらいあれば、十分だと思います。
夫婦2人暮らしの場合
生活防衛資金・・・生活費の6か月分
夫婦2人だけの場合、今後たくさんのイベントが待っています。
結婚式・出産・車の購入 等、大きな出費が待っています。
6か月分ほどあれば、特に問題なく生活できるでしょう。
夫婦+子供の場合
生活防衛資金・・・生活費の1年分
子供がいる家庭では、支出を減らしにくく、生活レベルも下げにくいと思います。
また、子供が小さくてすぐに働けない場合もあるでしょう。
生活費の1年分があれば、例え会社をクビになったりしたとしても、ゆっくり仕事を探すことができ、変な会社に入社するリスクを低くできます。
僕の生活防衛資金
毎月の僕の資産集計ブログを読んでいただいている方ならわかると思いますが、我が家は現金を約170万円もっています。
この170万の根拠は、『生活防衛資金・・・生活費の半年分』です。
我が家の年間の支出は約300万円ほど。妻も僕も、家計のお金とは別に現金を保有していますので、生活費1年分の現金は確保済みです。
これだけの現金を保有していれば、何か不測の事態が起こったとしても、問題無いと思っています。
まとめ
今日は生活防衛資金という考え方をご紹介しました。
・最適な現金比率は人ぞれぞれ最適な現金比率は異なる。
・生活防衛資金という考え方が大事
・最適な生活防衛資金額は、家族構成やライフステージによって変わる
・生活防衛資金は、不測の事態に備えて貯めるべき。
急な出費などは、いつか必ずあります。
金額には多寡があるものの、どんな金額でもすぐに対処できるだけの現金は確保しておきたいですね。
今後も、投資のことだけでなく、家計のことに関しても発信していこうと思います。
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貯蓄率も意識しましょう。
まとまった資金の投資方法についても解説しています。生活防衛資金が貯まったら、コツコツ分割投資していきましょう。
我が家の資産状況はこちらで紹介しています。
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