おはようございます!2035年にFIREを目指す会社員・けーすけです!
若者を中心に「FIRE」(経済的自立と早期リタイア)を目指す方が増えています。
FIRE後にも安定的な収入を得るために、配当金を目的として「高配当株投資始めよう!」と考えている方も多いでしょう。
高配当株投資にはたくさんの魅力がありますが、やりがちな失敗もあります。
そこで今回は、【やってはいけない!】高配当株投資でやりがちな失敗5選!防止策も解説!をテーマにお話ししていきます。
- 高配当株投資をしてみたい
- 高配当株投資の失敗例を知りたい
- 高配当株で失敗しないための防止策を知りたい
高配当株投資でやりがちな失敗3選
高配当株株投資でやりがちな失敗はこれ。
やりがちな失敗
①配当利回りだけを見て投資!その後株価は暴落
②特別配当に飛びついて投資!その後株価は急落
③減配、無配転落になった株を売れず塩漬けにしてしまう
①配当利回りだけを見て投資!その後株価は暴落
たとえば、「日本たばこ産業(JT)」は配当利回り7%超えと高配当で有名。
しかし、JTの週足チャートを見てみましょう。

ここ数年はずっと右肩下がりです。
ここで考えるべきは、配当利回りが高くなっているのは「株価が下がっているからではないか?」ということ。
株価が下がっているという事は
・企業の不祥事 ・業績の悪化 ・将来の業績向上が期待できない
などが原因かもしれません。
これらが原因で株価が下がっている場合、長期的に安定した配当金を出す事は難しいと思います。
仮に「減配」となれば配当利回り下落⇒更なる株価下落に繋がります。
高い配当利回りだけを求めた投資はやめておきましょう。
②特別配当に飛びついて投資!その後株価は急落
一時的な高配当化に飛びついて失敗するパターンですね。
具体的には「特別配当」、「記念配当」です。
・特別配当:企業の業績が極めて好調であった決算期に、株主へ「特別」という名目で一時的にプラスされる配当 ・記念配当:会社の創立や創業などを記念し増配される配当
これらは、あくまで一時的に高配当化しているだけなので、注意が必要です。
配当利回りランキングをチェックした際、上位という理由だけで株を購入するのは絶対にやめておきましょう。
③減配、無配転落になった株を売れず塩漬けにしてしまう
これは、多くの投資家がやってしまうパターンです。
損失確定は、投資家にとっては一番辛いこと。
しかし、配当金生活を目指すのであれば、「減配」(特に無配)になった株は損切りを検討するべきです。
「無配」なら1円もくれません。
一時的な損失は辛いですが、その資金を活用して今後増配が期待できる企業へ投資をしましょう。
高配当株で失敗しないための対策
このような失敗をしないためにも、しっかり対策をしておくことが大事です。
失敗しないための対策
・高配当ETFを購入する
・連続増配株に投資する
・長期の業績を確認する
高配当ETFを購入する
一つ目の対策は、高配当ETFを購入することです。
銘柄分析のプロ達が厳選した企業を集めたものがETFです。
投資に関する知識が乏しいのであれば、高配当ETFを購入することをオススメします。
特に、米国には大人気の高配当株ETFがあります。
具体的には、
・VYM ・HDV ・SPYD
の3つです。
定期的にプロ達が自動で銘柄の組入を行うので、「減配、無配になった株を売れずに失敗」という心配がありません。
日本にも高配当ETFはありますが、僕はオススメしません。
理由は以下の記事で解説していますので、是非ご一読ください。
連続増配株に投資する
二つ目の対策は、連続増配株に投資することです。
連続増配株は、
・業績が好調 ・今後の業績拡大が期待できる
ので、毎年配当金を増やしてくれています。
配当利回りから銘柄を選ぶのではなく、
・長期に渡り増配を続けている企業 ・株主増額を提案されている企業
などから銘柄を選べば、減配や無配転落といった失敗はしないでしょう。
長期の業績を確認する
三つ目の対策は、長期の業績を確認することです。
具体的には、2009年リーマンショック以降の業績をチェックしてみましょう。
いわゆる、「○○ショック」の時は世界全体で不景気になっています。
不景気の状態でもある程度の利益・配当を出している企業は、今後も同じような不景気になったとしても、安定した配当が期待できます。
企業業績のチェックは、マネックス証券の『銘柄スカウター』がおすすめ。
過去の業績をグラフで見ることができるので、わかりやすいです。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
僕は個別銘柄の分析をする時には必ず使っています。

今では欠かせないものになりましたね~
高配当株の魅力
失敗もしがちな高配当株投資ですが、大きな魅力もあります。
それが『不労所得』です。
月1万円・・・電気代がタダに
月5万円・・・食費がタダに
月10万円・・・家賃がタダに
月25万円・・・FIREという選択肢
不労所得は、月数万円でも生活を楽にしてくれるでしょう。

高配当株は「お金のなる木、お金を産むニワトリ」とも言えますね。
高配当株の定義は人それぞれですが、一般的に3~5%の配当利回りがある企業へ投資することを指します。
高配当株を選ぶ上で注意しなければいけないのは、「なぜ高配当株になっているのか?」という点を理解すること。
目先の配当利回りを追い求めるのではなく、注意点もしっかりと認識した上で投資する企業を選びたいですね。
まとめ
今回は、【やってはいけない!】高配当株投資でやりがちな失敗5選!防止策も解説!をテーマにお話ししてきました。
やりがちな失敗
①配当利回りだけを見て投資!その後株価は暴落
②特別配当に飛びついて投資!その後株価は急落
③減配、無配転落になった株を売れず塩漬けにしてしまう
高配当株投資は『不労所得』を得られるのが本当に魅力的です。
しかし、しっかり対策をしておかないと、失敗してしまうことも多いです。
安定した配当金を受け取るためにも、失敗例を学び、対策をしておけば安心したFIRE生活を送れるでしょう!
マネックス証券の口座開設はこちらから
日本よりも米国の高配当株がオススメです
大人気高配当株ETF・VYMに連動した投資信託があります。
日本の高配当株ETFはオススメしません。
コメント