最近、FIRE/サイドFIREという生き方が流行っています。
しかし、

「うちは子供がいるからFIREは無理だな〜」
「教育費がいくらかかるかわからないし、仕事はやめられない」
と思う方は多いのではないでしょうか。
僕も子供が1人いて、最初は無理だろうな〜と思っていました。
しかし、しっかり調べてみると子供がいてもFIRE/サイドFIREは可能です。
そこで今回は子供がいてもFIRE/サイドFIREが可能な理由、必要な資産額についてお話ししていきます。
この記事を読むことで、
・子供がいる家庭でもFIREは可能だということがわかる ・子供がいる家庭がFIREを達成するためにやるべきことがわかる ・子供がいる家庭がFIREに必要な資産額がわかる
FIRE/サイドFIREとは
FIREとは、「労働所得に頼ることなく、投資の収益などの不労所得によって、生活を維持したい」というライフプランや概念を指します。
一方、サイドFIREとは、生活費の半分を労働所得で、もう半分を不労所得で賄い、生活をすることです。
サイドFIREは、誰でも実現できるそこそこ自由な新しい生き方だと思います。
FIREもサイドFIREも、ある程度の資産を持ち、そこからの収入によって生活をするという共通点があります。
子供がいる家庭でもFIRE/サイドFIREは可能?必要な資産額はいくら?
結論から言うと、「子供がいたとしても、生活費の25倍の資産を持てば、FIREは達成可能」です。
生活費の半分を労働稼ぐ、サイドFIREであれば、生活費の12.5倍の資産でOKです。
生活費の25倍の根拠は?
その根拠は、アメリカのトリニティ大学の博士が研究した金融理論がもとになった考え方です。
それは“年間支出の約25倍の資産を株や債券で運用し、年利4%の運用益で生活費をまかなう“という考え方。
例えば、年間支出が240万円(ひと月に20万円)の人なら、6,000万円の資産を築き、株や債券で年利4%で運用すれば、理論上は資産を維持したまま死ぬまで生活できるということです。
子供がいる家庭の場合は、いくら必要なの?
いくら必要かは、それぞれの家庭の生活費によりますので、一概には言えません。
生活費が年間240万円の人なら、少なくて済みます。しかし、年間400万円の人は1億円必要です。
また、子供が公立・私立どちらの学校に進むのか?下宿するのか?でも変わってきます。
実際に、学校にかかる費用を見てみましょう。
以下の表は、文部科学省が調査した、条件別の教育費の一覧です。

一番安くて、高校まで全て公立の場合、1,080万円ほど。
一番高くなると、全て私立の場合、2,656万円かかります。
子供がどの進路に行ったとしても、自由に選べる環境は作っておきたいですね。
FIRE/サイドFIREを達成するためにやるべきこと
子供がいる家庭がFIRE/サイドFIREするためにやるべきことは、3つあります。
やるべきこと
・教育資金を多めに貯める
・生活防衛資金を多めに貯める
・ジュニアNISAやつみたてNISAなどの節税制度をフル活用する
教育資金を多めに貯める
子供が将来的に
公立・私立どちらに行くのか?
大学に行くのか?
文系?理系?
家から通うのか?下宿するのか?
どのパターンになるかはわかりませんので、教育費用は多めに貯めておく必要があります。
また、教育資金はインフレ傾向にあります。
このグラフは過去1975年~2017年における大学費の推移です。

基本的に右肩上がりであることが分かります。
今後も教育費はどんどん増える傾向にありますから、それに備えるためには、出来るだけ早く・多めに準備することをおすすめします。
投資運用期間は長ければ長いほど、有利になりますので、早く始めることをおすすめします。

子供には自由に進学先を選択させてあげられるような状況にしてあげたいですね。
生活防衛資金を多めに貯める
生活防衛資金は多めに貯めておきましょう。
もし、両親に何かあった時には、家族全員路頭に迷うことになります。
そうならないために、最低でも年間生活費の1年分は現金で持っておきたいです。
もし何かあったとしても、1年もあれば生活を立て直すことができるでしょう。
ジュニアNISAやつみたてNISAなどの節税制度をフル活用する
先程も述べましたが、教育資金はインフレ傾向にあります。
ジュニアNISAやつみたてNISAを積極的に活用して、インフレに備えましょう。
ジュニアNISAは2023年に廃止が決定しています。
しかし、それにより非常に使いやすい制度になりました。
ジュニアNISAについては以下の記事で紹介していますので是非ご一読ください。
それらの制度を活用して、積極的にかつ安心して資産運用をしましょう。
まとめ
今日は「子供がいてもFIRE/サイドFIREは可能!必要な資産額はいくら?」をテーマにお話ししました。
- 子供がいたとしても、生活費の25倍の資産を持てば、FIREは達成可能
- 教育費は全て私立の場合、2,656万円
- 教育資金を多めに貯めておきたい
- ジュニアNISAやつみたてNISAなどの節税制度をフル活用する
- 子供が自由に選択できる環境を用意しておきたい
子供がいる方もFIRE/サイドFIREが可能だと言うことをわかっていただけたと思います。
僕も息子が1人いますが、息子には自由に教育を受けさせつつ、自分自身も自由な生活を勝ち取りたいと思います!
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つみたてNISAも資産形成の選択肢の一つ。
キャッシュフロー表を使って、将来の資金計画を立ててみましょう。
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