おはようございます!2035年にFIREを目指す会社員・けーすけです!
我が家は3年前から財形住宅貯蓄で、毎月5万円・ボーナス月は35万円を積み立てています。
しかし、今思うと財形住宅貯蓄で積み立ててきたことを後悔しています。
そこで今回は、財形貯蓄に加入して後悔しています。メリットがしょぼすぎるのでやめた方がいい!をテーマにお話ししていきます。
- 財形貯蓄で貯金するか迷っている
- 会社の補助があり、お得そうだから加入した
- 着実に貯金したいので、財形貯蓄を検討中
財形貯蓄とは
財形貯蓄とは、正式には「勤労者財産形成促進制度」に含まれる制度のひとつ。
国と会社が連携して、従業員の資産づくりを支援する制度です。
財形貯蓄制度の種類
財形貯蓄制度には「一般財形貯蓄」、「財形住宅貯蓄」、「財形年金貯蓄」の3種類があります。
それぞれの特徴をまとめてみました。

いずれも会社の規定や契約期間によっては、払い出しや積み立て中断の時期について、個別に条件が設けられている可能性があります。
制度を活用する前に、その条件を確認しておきましょう。
財形貯蓄のメリット
財形貯蓄には3つのメリットがあります。
財形貯蓄のメリット
・①自動的に貯金できる
・②利子などの非課税優遇措置がある
・③会社によっては補助が出る
①自動的に貯金できる
給与から毎月自動的に一定額を積み立てていくので、確実に貯蓄できます。
一般財形貯蓄に毎月3万円、ボーナスから年間で10万円の積み立てを10年間続ければ、元金だけで460万円になります。
積立金を払い出すには、会社や金融機関に対して申請手続きが必要なため、引き出しにくくなります。
貯金をしてもすぐに引き出せないので、強制的に貯めたい方には良い制度かもしれませんね。
財形貯蓄はこんな人におすすめ
・どうしても手元にお金があると使ってしまう人
・毎月給与用口座から貯蓄用にお金を移動するのを忘れてしまう人
・自力での貯蓄が苦手な人
- 自動的に積み立てられる
- 解約する際は申請が必要で、引き出しにくい
② 利子などの非課税優遇措置がある
財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄を合わせて元利550万円までは、利息などが非課税になります。
※通常は利息に対して20.315%の税金がかかる
銀行にただ預貯金をするよりも効率的に貯蓄ができますね。
また、財形年金貯蓄は、満60歳以降の払い出しについても非課税措置が続くので、お得な制度です。
例えば、500万円を利息0.04%で預けた場合、406円の節税になります。
- 利息に対して税金がかからない。
③会社によっては補助が出る
財形貯蓄は法律で定められた基準に基づいて、会社ごとに制度が設計されます。
そのため、会社によっては財形貯蓄を奨励し、社員の資産形成を助けるために奨励金を出している場合があります。
この奨励金は積立額の1%~5%程度の場合が多いようですが、低金利が続いている現状においては、資産形成の大きな助けになります。
僕が勤める会社では、10%の奨励金を出してくれているので、結婚を機に財形住宅貯蓄をスタートしました。
500万円の積立を行えば、550万円になるということですね。
※我が家は、2022年1月時点で420万円貯まっています。
- 会社が奨励金を出してくれるから、貯蓄スピードが高まる。
メリットのまとめ
- 自動的に積み立てられる
- 解約する際は申請が必要で、引き出しにくい
- 利息に対して税金がかからない。
- 会社が奨励金を出してくれるから、貯蓄スピードが高まる。
財形貯蓄のメリットはたくさんあります。
ただ、このメリット達を見てほとんどの人が思うこと。
『しょーもな!!』
そうなんです。
メリットがしょうもなすぎるんです。(笑)
僕が財形貯蓄をして後悔した理由
ここまで読んだ方はお気づきでしょうが、メリットがしょぼすぎて3年間財形貯蓄をしてきたことを後悔しています。笑
財形貯蓄をして後悔した理由
①引き出すのがめんどすぎる
②インデックス投資で運用していた方が利回りが良かった
①引き出すのがめんどすぎる
財形貯蓄で貯めたお金を引き出すのには時間と労力がかかります。
僕が勤める会社の場合、
・人事部と銀行に様々な書類を出す必要がある ・申請日の翌月25日に振り込まれる ・引き出す目的によっては、過去に遡って課税される
住宅を購入すると、いつお金が必要になるのかが不明瞭なことが多いです。
住宅営業マンによっては、直前まで教えてくれない場合もあるでしょう。

いざ必要になってすぐに使えないので、本当に不便ですよね
②インデックス投資で運用していた方が利回りが良かった
先述の通り、僕の勤める会社は積立額の10%を奨励金として積み増ししてくれます。
積立額382万円、奨励金38万円で、合計420万円貯まっています。
しかし、同期間をS&P500で運用したと仮定すると、運用益は188万円になり、奨励金10%(累計奨励金38万円)よりも多くなりました。
ただ、ここ数年はS&P500のリターンが高く、たまたまそういう結果になったと見ることもできます。
しかし奨励金は単利・S&P500は複利という違いがあることから、S&P500の方が効率的に運用できます。
もし、僕が今から財形貯蓄を積み立てるとすれば、複利の力を活かしたいので、S&P500で積立投資をするかな〜と思います。
まとめ
今回は、財形貯蓄に加入して後悔しています。メリットがしょぼすぎるのでやめた方がいい!をテーマにお話ししてきました。
財形貯蓄をして後悔した理由
①引き出すのがめんどすぎる
②インデックス投資で運用していた方が利回りが良かった
財形貯蓄は確実に貯金したい方にとっては、とても有効な制度です。
しかし、ある程度リスクを取れる方なら、S&P500などに連動する投資信託を購入した方が将来の資産形成には有利になります。
今回の内容はあくまで僕の意見をまとめたもの。
ご自身の資産状況や考え方によって、財形貯蓄を活用するかどうかを判断しましょう!
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